こんにちは。
十字架と並んで、つい描いてしまいがちなデザインである
六芒星について、考えてみたいと思います。
↓↓こちらの記事も参考に↓↓
【宗教】六芒星でOKな使い方とは?具体例を紹介
つい、ファンタジーの世界観で、魔法的な表現をする際に使ってしまう六芒星ですが
集英社でも、六芒星を描いた漫画がネット上で非公開になるなどしているため、
六芒星の使用は、なるべく避けたほうが無難です。
「ジャンプルーキー!」で“六芒星”を描くと非公開にされる?漫画投稿者から報告が上がり、話題に(参考元サイト:ねとらぼ)
では、なぜ六芒星はNGなのでしょうか?
調べてみたいと思います。
→別の記事ではOK例も挙げています。
ユダヤ人やユダヤ教を象徴する「ダビデの星」
六芒星は、単なる形の名前なので、「六芒星」という言葉を使ってはいけないということではありません。
ユダヤ人やユダヤ教を象徴する「ダビデの星」と呼ばれるシンボルは
六芒星の形をしていますので、六芒星を安易に使わないことをおススメします。
十字架がキリスト教のシンボルであることから、
扱いに注意しなくてはいけないのと同じですね。
ダビデの星は、イスラエルの国旗にも使用されており、
ユダヤ人にとって大切なシンボルであることがわかります。
ナチスドイツ時にユダヤ人を示すマークとして使用
また、六芒星は、第二次世界大戦中のナチスドイツでの強制収容所で
ユダヤ人を示すマークとして囚人服にも使用されました。
そのため、洋服のデザインで六芒星を想起させるものを使用することは
不謹慎であるとして、クレームが発生することがあります。
ホロコースト連想させるTシャツに批難殺到、廃棄へ(参考元サイト:CNN)
作成した側が、別の意図を持って作っていたとしても、このように、結果的に
廃棄することになる場合もあります。
なぜ六芒星は使われがち?
ではなぜ、六芒星は、ミステリアスな象徴として、よく使われるのでしょうか?
もともと六芒星は、古来より魔除けのシンボルとして使われており
魔術的な防衛として一般的に使用されていたためです。
それが、次第にユダヤ人によって紋章に使用されるようになり
17世紀頃にはユダヤ人街とキリスト教徒街を境界で分けた際にユダヤ人全体を示す
シンボルとして六芒星が彫られました。
これが、六芒星がユダヤ人とユダヤ教全体をあらわすために用いられた
最初の例であると言われています。
終わりに
最近では、六芒星の代わりに、別の形が使用されるようになってきましたが
それでも、まだ六芒星をまだ見かけることもあります。
こちらも、十字架と同じように、使い方には十分注意していきたいですね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。