【文化】中国のゲームで骸骨はNG?修正された例を紹介

今回は中国でのゲーム内表現のお話です。

中国は人口世界一を誇る国で、そのゲーム市場も巨大ですが

中国は、表現規制の厳しい国として知られています。

↓↓他の表現規制についてはこちらの記事を参考に↓↓

【レーティング】中国では女性の胸は4分の1以上露出してはいけない?適齢表示の詳細
【文化】中国ではタイムトラベルものはNG?注意する傾向を考える

その代表的なものが「骸骨」です。

中国向けのゲームに、骸骨は描いてはいけないのでしょうか?

発端となったWorld of Warcraft

中国で骸骨の表現はNGである、という話が一気に広がった理由は

アメリカのブリザード・エンターテインメントの制作した

「World of Warcraft」(WoW)というMMORPGがきっかけだと言われています。

中国政府が『World of Warcraft』の骨やスケルトンをゲームから抹消(Games Park)

この記事は2007年7月のものですが、これより前に骸骨が修正されたという記事を

見つけることはできませんでした。

なんで中国では骸骨はNGなの?

そして、残念なことに、なぜ骸骨なのか、なぜ修正をする必要があったのか、理由ははっきりと判明していません。

ブリザード社が発表している修正の理由は「健全で穏やかなオンラインの環境を推進するため」としています。

また、中国の地元新聞でも、この修正は「特定の関連状況」と「関連規則」によるものとしか記されていないため、やはり理由を窺い知ることができません。

ただ、わかっていることは、当時すでに中国で多大なユーザー数を抱えていた人気WoWが中国でのサービスを続けるために、ゲーム内に数多く登場している骨・スケルトン系をすべて修正せざるを得なくなってしまったということです。

現在中国ゲーム市場では、恐怖を与えるもの、誤った信仰や迷信、占いなどの表現を避けることが通常とされていますが、この骸骨に関する修正もそれに関連した理由なのか、それともまったく関係ないのか、今後わかることがあれば、ぜひ考えていきたいと思います。

(もし、恐怖を与える存在だから、という理由であれば例えば、アンパンマンに登場する「ホラーマン」のようなデフォルメされた骸骨キャラもダメなのか、あるいはもっとデフォルメされた、ロゴ化している骸骨はどうなのかも気になります)

WoWでの修正例はこちら→China Client Model Differences(YouTube)

 

中国の骸骨表現に関することについては、わからないことが多いため、なかなか適切な対応方を見つけることが難しいです。

 

中国ゲーム市場を視野に入れるときは、骨に関する描写は避けたほうが無難である、としか言えることがないのが現状ですが、理由はどうあれ、その国に受け入れられるためには様々な配慮をする必要があるということの一例かと思います。

影響を与える範囲が大きいと思われるものほど、制作の際は、国の背景も考えて制作することが大事ですね。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました

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